無痛分娩のご案内

当院では無痛分娩がご希望の経産婦の方に、硬膜外麻酔による計画誘発無痛分娩を行っています。
医師一名は麻酔科標傍医（厚生労働省の許可）の資格を持っており、無痛分娩の症例数が多い北里大学産科での診療経験があります。
無痛分娩は安全性の確保のため平日一日にお一人、計画誘発分娩で行っています。
無痛分娩説明会への参加が必要です　受付で日時をご確認ください。
事前予約制・人数制限をさせていただきます。
ご希望が多く、制限数に達した場合はキャンセル待ちになることがあります。
一旦、無痛分娩の予約をお取りしても、胎児がとても大きい・母に重度の高血圧がある・大きい子宮筋腫がある・母の著しい体重増加など、リスクや妊娠経過によっては無痛分娩をお断りさせていただく場合があります。

対象

無痛分娩がご希望の経産婦さんです。
初産婦の方は、経産婦の方より分娩時間が長くなったり、促進剤の使用量が多くなったり、吸引分娩率や帝王切開率が上がる傾向が、当院における過去の無痛分娩のデータでもわかっています（今まで当院では母児の生命に直結する重篤な合併症はおこっていません）。
そのため、大変申し訳ありませんが、初産婦の方への無痛分娩を現在はいたしておりません。

計画誘発無痛分娩

入院予定日は妊娠39週ごろで、医師が判断し決定します。
安全性の確保のためには、医師や助産師、看護師の十分なマンパワーが必要ですので、入院予定日前に自然陣痛・破水で入院した場合や夜間・休日は無痛分娩を行っておりません。
無痛分娩（硬膜外麻酔）は平日の日中に行います。

以上、
当院では、安全に無痛分娩が行えるよう最善を尽くしています。
当院診療体制の人的・安全面の観点から、ご理解をよろしくお願いいたします。
詳細は、受診時・説明会時、お気軽に医師へお尋ねください。

令和6年3月6日　しもむら産婦人科院長